あけましておめでとうございます。vuncl2です。
先日北陸で大きな地震がありましたが、皆さんご無事でしょうか。
自分は実家が北陸で、食器が割れたり庭の灯籠が倒れたりしましたが、比較的小さな被害で済みました。
ソフト類はすべて段ボールに入れて山積みしていましたが、崩れるどころか微塵も動いておらず、強固な耐震性を確認できました。
このえろげ段ボールの山は、親には「砦」と呼ばれています。
そのうちTRUSCOのコンテナがセールになったら、移し替え祭をして部屋に整然と並べたいです。
かねてから、いつかはソフト類を棚に並べて何がどこにあるか一目でわかるようにしたいという願望がありましたが、今回の地震で床に散乱した書類を見てやっぱりしまっておくのが一番だなと思いました。
TwitterのTLに流れてくるエロゲ部屋の画像で、棚に収まりきらなかったパッケージを棚の天板の上に積んでいるのをよく目にしますが、あれは地震があったときに危険なので本当にやめた方がいいと思います。
棚に並んでいる分は棚が倒れない限りある程度の揺れにも耐えられますが、棚の上に積まれた分は地震で十中八九落ちます。
前置きが長くなりましたが、今回も、帰省するまでに実家に届いていたソフトの中から特に気になっているソフトをピックアップしていきます。
・ぱちぱちサーキット ~やっぱレースクイーンは「速い男」が好きな訳よ~ (ainos)
かわいいキャラデザとサブタイトルに惹かれました。
少なくとも自分は今まで「レースクイーンは速い男好きそう」なんて思ったことないのに、それがさも当たり前かのように語ってくるサブタイトルが好きです。
あと、わざわざ「速い男」に鍵括弧をつけるくらいスピード感を強調しているのに、ゲームの内容がスーパーカー消しゴムレースなのがツボでした。
クソゲー扱いされている作品ですが、プレイ動画を見たところ思っていたよりも楽しめそうだったので少し期待が膨らんでいます。
このソフトは実は前回帰省した際すでに実家に届いていましたが、そのときは帰省中に外付けDVDドライブが故障してしまい延々とCRCエラーが出てインストールできず、泣く泣く離郷せざるを得ませんでした。
今回の帰省では、外付けDVDドライブを新調し、さらにセルフパワーUSBハブも買って電力供給を安定させた状態で満を持してインストールしました。
無事インストールが完了し、タイトル画面が表示された瞬間は万感の思いでした。
ぱちぱちサーキット、本当にクソゲーなのかどうか実際にプレイして確かめたいと思います。
・営業二課長黄泉川凛奈(28)は淫乱処女で独身熟女 (SPOON(同人))
批評空間の一言コメントが刺さり、気になって買った作品。
良い……(感慨)
自分は批評空間で見かけるポエムっぽいコメントがあまり好きではありませんが、このコメントは好きです。
抜きの実用性を売りにしている作品で、3000字も生み出せるほど味わえる深みのあるシナリオってどんなのだろう、と興味が湧きました。
28歳で熟女…?とは思いましたが、期待している作品です。
[番外編]
・紅く輝く雪 sound track (みるくかふぇ(同人))
みるくかふぇのゲーム『紅く輝く雪』のサウンドトラックです。
この作品の主題歌のアレンジである「紅く輝く雪 -Highway Mix-」がかなりの良曲だと聞き、音源をネット上で探すもどこにも見当たらず、サントラを買って確かめることにしました。
届いたCDをさっそくPCに取り込んで聴いてみましたが、この曲、良いです。
シンセポップ調の楽曲で、イントロから引き込まれました。
ボーカルの歌唱力は不安定で、少し物足りないかなと初めは思いましたが、ボーカル担当が本作のヒロインの声を担当した声優の方で、この曲をキャラソンだと考えると、リピートしているうちに心に沁みてくるものがありました。
歌詞も全体的に仕上がりが良く、特に1番サビの
往く先は 粉雪に 紛れ見えなくても
思い出を この胸に 進むから
悲しみは あの瞬間に 燃え尽き果てたから
幸せを この胸に 昇るから
という歌詞が、ゲームのストーリーを踏まえると、ヒロインの心情を反映したとても切ないものになっていて刺さりました。
みるくかふぇのゲームはどれもネタバレしないと良さが伝わらないタイプの作品なので、うまく宣伝することができませんが、ぜひ本作をプレイしたうえで「紅く輝く雪 -Highway Mix-」を聴いてほしいなと思います。
自分のPC環境では『紅く輝く雪』のプレイ中BGMが鳴らなかったので、BGMを聴いてプレイ時に足りなかった部分を埋めることができたという面でもサントラを買ってよかったと思いました。
《まとめ》
今回は秋から年末までに実家に届いたPCゲームの中から2本(+α)をピックアップしました。
わざわざ『ぱちぱちサーキット』のような評判の悪いゲームをプレイするのは時間の無駄なんじゃないかと思うかもしれません。
自分も昔は評価の高いものだけに手を出していましたが、世間の評判と自分がプレイして感じたことが必ずしも一致するわけではないということに気づいてからは、評価の高い低いに関係なく気になったゲームをプレイしています。
例えば、去年プレイしたAngeの『PUREPURE』は地雷扱いされていたゲームでしたが、いざプレイしてみると良作で、感想を見てプレイした気になるのではなく、実際にプレイして確かめることが重要なのだと改めて実感しました。
正直『PUREPURE』は、『スイートロビンガール』や『PriministAr』のシナリオを担当した神代いづみさんのライターデビュー作なので、プレイ前からシナリオの出来がある程度保証されていた気はします。
まぁそんなこんなで、今年も気になった作品をのろのろ進めていくのでよろしくお願いします。
それでは~。